お風呂リフォームを考え始めると、「実際どれくらい日数がかかるの?」という点が気になりますよね。仕事や家族の予定をどう調整するか、お風呂が使えない期間をどう乗り切るか——現場でもお客様から毎回いただくご質問です。
結論からお伝えすると、お風呂リフォームの日数は工事の内容によって意外と差が出ます。古いユニットバスから新しいユニットバスへの交換なら4〜7日、タイル張りの在来浴室からユニットバスへ全面リフォームする場合は5〜10日、床や壁だけの部分リフォームやシャワー水栓の交換なら1〜2日が目安です。
なぜこれだけ幅が出るのか。それは、解体・撤去、給排水と電気工事、下地・土間工事、ユニットバスの組み立て、仕上げ、クリーニングと、いくつもの工程を順番に積み重ねていくからです。ここでは、もっとも一般的なユニットバス交換を例に、日ごとの流れを具体的に見ていきましょう。
標準的なスケジュール例【7日間モデル】
お風呂全体をユニットバスにリフォームする場合の、標準的な7日間モデルを表にまとめました。実際の日数はお住まいの状況で前後しますが、全体の流れをイメージする目安にしてください。
| 1日目 | 既存浴室の解体・撤去(思わぬ配管の劣化が見つかることも) |
| 2日目 | 配管・電気工事+下地調整(目に見えない部分の仕上げ) |
| 3日目 | 土間コンクリート打設(戸建ての場合。乾燥に半日〜1日) |
| 4日目 | ユニットバス本体の組み立て(一気に浴室らしくなる日) |
| 5日目 | ドアまわりの造作・仕上げ・コーキング処理 |
| 6日目 | 設備の接続・動作確認・水漏れチェック |
| 7日目 | クリーニング・最終確認・引き渡し(この日から入浴可能) |
このモデルでとくに重要なのが、1日目と3日目です。1日目の解体では、壁や床を剥がしてみて初めて配管の劣化や床下のカビが見つかることがあり、ここが追加工事の判断ポイントになります。3日目の土間コンクリートは乾燥に時間が必要なため、戸建てではこの工程が全体の日数を左右します。なお、マンションでは土間打設が不要なケースも多く、その分だけ短く済むこともあります。
部分リフォーム・カバー工法なら1〜2日
床や壁にカバー材を施工する工法や、シャワー水栓の交換といった小規模な工事なら、最短で当日中に完了します。乾燥時間によっては、その日の夜からお風呂が使えることも少なくありません。築年数が古く配管に不安がある場合は追加日数がかかることもあるので、事前に業者へ「何日くらいかかる見込みですか?」と具体的に確認しておくと安心です。
工事期間中の過ごし方と注意点
お風呂リフォーム中は、工事の多くで4〜7日ほど浴室が使えなくなります。その間どう過ごすかを、あらかじめ決めておきましょう。
- 近くのスーパー銭湯・日帰り温泉・スポーツジムのシャワーを利用する
- 親戚や友人の家でお風呂を借りる
- 地域のコインシャワーや入浴サービスを短期間だけ使う
現場では、「仕事帰りにジムの大浴場を使った」「家族でスーパー銭湯巡りがちょっとしたイベントになった」という方も多いです。小さなお子さんや高齢のご家族がいる場合は、徒歩圏内や送迎しやすい施設を事前に調べておくと、より安心して過ごせます。
解体初日は大きな音や粉塵が出ます。小さなお子さんやペットは浴室・洗面所付近に近づけないよう、工事期間中は家族でルールを決めておきましょう。
また、洗面脱衣所と浴室が隣接している場合は、養生をしても多少のほこりが舞うことがあります。大切な衣類やタオルは、工事前に別の部屋へ移しておくのがおすすめです。仕様の追加や変更を考えている場合は、着工後だと追加費用や納期延長になりやすいため、できるだけ契約前に伝えておきましょう。
まとめ
お風呂リフォームの日数は、ユニットバス交換なら4〜7日、在来浴室からの全面リフォームなら5〜10日、部分リフォームなら1〜2日が目安です。日ごとの工程を知っておけば、「今どんな作業をしているのか」が分かり、工事中の不安もぐっと小さくなります。
数日間は少し不便がありますが、その先には快適な毎日が待っています。お風呂が使えない期間の過ごし方まで含めて計画を立て、わからないことは遠慮なく業者に質問しながら、納得のいくリフォームを進めてください。